PCR検査や陰性証明書は不要に!キューバのコロナウイルス水際対策【2022年4月時点】
引き続くコロナウイルスの影響により、各国それぞれでさまざまな水際対策が取られています。そして、キューバでも同様に、コロナ封じとして厳格な体制が今日まで取られてきました。しかし、国内の継続した感染者減少のニュースにより、積極的に観光客を誘致していくことが決定。そのため、水際対策が大きく緩和されることとなりました。
証明書類の掲示撤廃へ。コロナウイルス水際対策
キューバは4月より、従来必要であった渡航前のPCR検査の陰性証明書や、キューバ到着時のPCR検査が不要となります。また、ワクチン接種証明書の掲示義務も撤廃となることがわかりました。
キューバはコロナワクチンの国内生産に成功し、2回目接種率は国民の約90%に上ります。2022年5月1日現在の新規感染者数は190人で、ピーク時の9907人と比較し大幅に感染を抑えられていることもわかります。堅実に感染者数が減少していることが、この度の水際対策の緩和に繋がったようです。
強制隔離も不要
キューバ到着後の強制隔離も不要です。そのため、キューバへの入国のしやすさは、ほとんどコロナ以前の状態に戻ったといっても過言ではないかもしれません。
ただし、入国後にランダムでPCR検査が発生する場合がありますので、何れにせよ体調管理には充分ご注意ください。
マスク着用は義務化
『これだけは忘れずに持っていこう!キューバ在住経験者が語る、キューバの持ち物リスト』でも紹介しているように、キューバ国内でのマスク着用は義務化されています。
キューバでは観光客の安全確保を優先していることから、警備員の数が多くなっています。そのため、その分取り締まりは厳しくなっています。マスクのストックが切れることのないよう、キューバへ行かれる際には必ず余分に持っていくようにしましょう。
コロナを忘れて、カリブ海で過ごしてみよう
特別な検査なしでキューバを観光できるようになった今。2年間以上にわたりまん延防止策を耐えたご褒美に、ぜひコロナを忘れて、葉巻やラム酒に溺れる日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。
出典元①:在キューバ日本国大使館 / 新型コロナウィルス関連情報
出典元②:JETRO / 入国時の新型コロナ陰性証明書とワクチン接種証明書の提示撤廃
出典元③:REUTERS / COVID-19 TRACKER