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【オリンピック特集】キューバの注目選手・種目を紹介

Noah / ノア
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東京オリンピック真っ只中、日に日に盛り上がりを見せていますよね。その盛り上がりに一役買っているのは、そう、間違いなくキューバの選手たちです。にも関わらず、「キューバって野球以外も強いの?」「そもそもキューバも出場しているの?」と、友人からの悲しい問いが筆者の元へ。そこで、こんなツイートをしました。

このツイートがわりとインプレッションあったため、やはり「キューバがオリンピックに強い」ことはみなさん驚きなのでしょう。そこで今回は、キューバの代表選手たちがどれほど最強なのか、本記事にて紹介していきます。記事を読んだ後、ぜひ「キューバファン」になっていただき、キューバ選手の応援もしていただけると嬉しいです!

東京オリンピックはどの競技で出場しているの?

キューバは今回、国別のメダルランキングで20位以内に入るという目標を掲げています。その目標に向けて、キューバ選手団は男性36名、女性33名の合計69人で構成され、64競技に出場します。

出場競技を見てみると陸上競技(18名)が最も多く、次いでレスリング(12名)、ボクシング(7名)、柔道(6名)カヌー(5)、射撃(5)、ウェイトリフティング(4)、卓球(2)、ビーチバレー(2)、水泳(2)、近代五種(2)、テコンドー(1)、芸術体操(1)、自転車競技(1)、ボート(1)となっています。

前回のリオデジャネイロ大会では、19競技123名の選手が参加し、11個のメダル(金5、銀2、銅4)を獲得しました。その実績から、今回もメダルへの期待が多く寄せられているのです。

キューバの注目種目・選手を紹介

キューバは野球が強い!というイメージをお持ちの方はやはり多いですよね。第一回WBC決勝「日本vsキューバ」の記憶が根強く残っている方も少なくないのではないでしょうか。ちなみにキューバ野球に関して現地観戦レポもしていますので、そちらの記事ご参照ください。参照記事:【ヤジ丸聞こえ!?】世界最強の「キューバ野球」を観戦しよう!

しかし、東京オリンピックでは残念ながらキューバの野球チームは出場しません。では、他にはどのようなスポーツが強いのでしょうか?実は、過去のオリンピックでは野球よりも他の競技で多くのメダルを獲得しています。ここでは、東京オリンピックでの注目種目と注目選手をピックアップしていきます。

レスリング

東京オリンピックで最もメダルが期待される種目がレスリングです。

そんなレスリングで注目すべき選手は2人。130キロ級のミハイン・ロペス選手と67キロ級のイスマエル・ボレロ選手です。ミハイン・ロペス選手は現在オリンピック3連覇中。38歳で迎えた今大会で4連覇を目指しています。イスマエル・ボレロ選手も前回のオリンピックでは金メダルを獲得しており、昨年のパンアメリカン競技大会でも優勝。東京オリンピックでは堂々の第一シードとして出場しています。

まさに「霊長類最強」と呼ぶべきレスラーたちが揃っているのです。

ボクシング

過去のオリンピックで最も多くメダルを取っている種目がボクシング。前回のリオデジャネイロ大会でキューバが獲得した11個のメダルのうち、なんと6個がボクシングによるものです。

キューバといえば「サルサダンス」が有名ですが、キューバのボクサーのステップは、まるでサルサを踊っているかのように可憐な身動きだとも言われています。まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」わけです。

注目選手はアンディ・クルス選手。ライトウェルター級ではすでに世界チャンピオンとして君臨しており、過去にパンアメリカン競技大会で金メダル2つ、AIBAワールドチャンピオンシップでも金メダル2つと、実績は申し分ありません。東京オリンピックではライト級で出場予定ですが、金メダル筆頭候補といっても過言ではないでしょう。

円盤投げ

キューバ選手団の中で最も出場選手の多い陸上競技。「陸上」と聞くとどうしても100メートル走や200メートル走がイメージされやすいですが、キューバの注目の陸上競技といえば「円盤投げ」です。前回のリオデジャネイロ大会でもこの「円盤投げ」でメダルを獲得しており、今大会でもメダル獲得が注目されています。

注目選手はヤイメ・ペレス選手。オリンピック3度目の挑戦となる彼女は、現在世界ランキング1位。前回の世界陸上ドーハ大会では優勝しており、その勢いのままに東京オリンピックに出場しています。女性アスリートのメダル獲得、という点でもキューバ中から期待が寄せられています。

射撃

筆者がキューバに滞在していた際、学校終わりにはよく射的場にいっていました。小さい子どもからご老人まで狙いを定めていて、その命中率には驚愕したものです。そしてやはり、オリンピック競技としての「射撃」もキューバは強豪国となります。

中でもレウリス・プポ選手は、2000年のシドニーオリンピックから出場しているベテラン選手。2012年のロンドン大会では銀メダリストを獲得しており、本種目の実力選手として世界的に知られています。44歳で迎える今大会でも、もちろん金メダル獲得を目論んでいます。

メダル量産が期待されるキューバ選手団

今回紹介した競技、選手以外にも注目すべきところはたくさん。日頃陽の当たって来なかった選手が一気にスターダムにのし上がれるのも、オリンピックの魅力の1つですよね。今回出場するキューバの選手たちは、誰もがメダル獲得の大きなチャンスを持っています。ぜひスポーツ大国としてのキューバにも注目し、日本と同様応援してあげてください。オリンピックがより楽しくなること間違いなしですよ!

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ABOUT ME
Noah / ノア
Noah / ノア
1993年生まれ。世界一周経験者。

某大手電機メーカーにバイヤーとして3年間勤務。その後、スペイン語とラテン文化への興味からキューバのハバナ大学に留学。

現在はITベンチャーに従事。サーフィンをこよなく愛す。
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